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2011/02/21

2011 エイトリアンカップSpring(21st)

2011年2月19日、RX-8だけの走行会、第21回エイトリアンカップに参加しました。

結果は3年ぶりの自己ベスト更新&初の自身6秒切りの1分5秒861で、Expertクラス優勝でした。

エイトリアンカップ最高!
フェデラルタイヤ最高!

(長文ですよ。嬉しいものですからw)

このブログ、開設当初(2004年5月)にはなかったTwitterに「つぶやき」の場が移行したことにより、すっかりエイトリアンカップの報告だけになってしまっていますが、久しぶりにいい気持ちで記事を書いています。

前回のエイトリアンカップでポートチューンエンジンの威力をまざまざと見せつけられたわけですが、こればっかりはもうどうしようもない差なので、目標は自己ベスト更新、ラジアルで6秒切りと3年間変更なしのままです(前回の自己ベスト更新は2008年2月17日)。

これまでの経験上、RX-8にとってのベストコンディションは2月中旬~下旬の朝一時間帯であることは間違いありません。気温が低くても12月、1月とは違う何かがこの時期にはあると思っています。また、混走車両もアタックのしやすさの重要な要素であり、RX-8だけの走行会であり、タイム順のクラス分けとなるエイトリアンカップ以上の好条件はありません。

今シーズンの最初で最後のアタックチャンスにどうするか。悩みはタイヤでした。

昨年7月に導入したHANKOOK R-S3は、販売開始当初はR1Rよりも1秒タイムアップ可能!などという噂も流れ、昨年最も注目されたタイヤだと思いますが、実際に使ってみると、真夏でさえも計測1周目の最初のフルブレーキングで十分なグリップがでない感じで、温まった後のタレ(グリップ低下)は少ない印象ですが、突然グリップが変化することがたまにある(再現性が高ければ対策できるのですが、どんなときにそうなるのかがよくわからない)というもので、真冬の一発のアタックに信頼して使っていいものか、何ヶ月も前から悩んでいました。
※あくまで私の主観、感想ですので、ご注意ください。違う意見の方も多数いらっしゃると思います。

私のRX-8の左フロントのショルダーはほぼ残っておらず、筑波2000で言えば、ダンロップと最終コーナーでのアンダーがひどく、アクセルオンが遅れる状況でしたので(前回のエイトリアンカップにて)、勝負するなら新品タイヤが必要。もう一度R-S3か、最近大人気のDUNLOP Z1スタースペックか。R1Rに戻るか。価格はR1R < Z1☆ < R-S3だなぁ、どうしようかなぁと考えていたところに、そういえば昨年タイムアップをしている人たち(私の知る限りですが、あろーずさんハンクラ仕込みさんDelさん)がフェデラル595RS-R(Delさんはヘガデルというタイヤでちょっと違うらしいw)とかいうタイヤを履いていたな、と思って価格を調べてみたら、ヤフオクで最安値が10,000円。え?と思って詳細を見ると、1本1万円(255/40R17)だが4本送料込みで50,500円とのこと(送料1万円w)。送料はぼったくりだが、トータルで考えてもハイグリップラジアルとしては激安。少なくとも現時点ではマイナーなブランド/タイヤ、アジアン品質ということで不安はありましたが、だめなら次期シーズンは迷わずZ1スターに行けばいいと思って導入を決意しました。

さすがに初めてのタイヤでぶっつけ本番ができるほどのUDEはないので、事前にファミラでシェイクダウンテストをしました。あろーずさん、Delさんからベスト空気圧情報をもらいつつ、高めから低めまで試しました。高すぎるとダメなことは明らか(アクセルオンで簡単にドリフトするゲームのようなクルマになってしまい、最終コーナーで死にかけた)でしたが、低すぎるときのネガはよく分かりませんでした。テスト時のベストは7秒3、セクターベストを組み合わせると7秒0。初めてのタイヤで信頼し切れていない走りであったこと、ファミラでコースコンディションがよくないこと、気温も17℃くらいと高めであったことを考えると、最低限の戦闘力があることは確信しました。

走行後、テスト時のベストラップ記録時の空気圧に調整して、そのままガレージ保管。街乗りする必要がないと空気圧を高めに戻すことなく、走行後のタイヤ温度の空気圧をそのままにしておける、というメリットは、特に冷間と温間時のデータが少ないタイヤの場合は大きいと思いました。今回のベスト更新の脇役はガレージかもしれません。

すみません、やっとここからエイトリアンカップ当日の話です(プロローグの方が長いか?)。

ガレージからクルマを出して、最低限の荷物だけ積んでパドックへ。準備もほとんどやることがないので、今まで外したことのなかったリアシートを外しました。冷間/温間のデータをとるため、冷間時の空気圧を測って、あとは他の参加者の方からの諜報活動w

595RS-Rは悪くないが、R1Rと比べると絶対的なグリップは劣るとの印象という情報もあり、ちょっと凹んだりしましたが、今からではどうすることもできないので、軽く流しますw

で、コースイン。自己ベスト順なので、私は6台め。素直に考えて、前を走る車両は自分より速くラップする車両のはずなので、50mも車間が開いていれば先行車がミスをしない限りつまってしまうことはないですし、ほとんど知っている人なので信頼して走れます。

でも、すみません、直前の車両のみつさんはR-S3なので、そのことは十分考えました。計測1~2周目で全開アタックができるはずがない、と。なので車間はいつもよりも広めにとりました。

計測1周目は7秒3。2周目は何台かを抜きながらも6秒6。
やっぱりみつさんはコーナーでは辛そうでした。直線では目を疑うくらい離されましたが・・・

クーリングを1周、車間調整のための軽く周回するラップを1周入れて、再アタック。
アタック直前のバックストレートで白いエイトが迫ってくるのが見えました。最終コーナー立ち上がりでグイと車間が詰まったのでSタイヤのミセガワさんだと確信しましたが、「すみません、アタックするので譲りません!」とそのまま走行。

特にミスすることもなく、途中2ヘアだけ先行車を抜くためにインベタ進入ラインになってしまいましたが、それ以外はイメージ通りの走りができました。でも、自分的には「これでどれくらい?」という感じでした。3年間もベストラップを更新しておらず、2010年は6秒6すら切れていない状況だと、自分に自信が持てなくなっていたんだと思います。

今は磁気センサーのラップ計測器をつけていないので、Performance Boxの表示だけが走行中のタイム確認手段です。1コーナー進入でミセガワさんを譲りながら確認すると、そこには5秒8という表示が。ま、マジか???出ちゃったよ、出しちゃったよ、オレ。その後の1周は何度も何度もガッツポーズしていました。

タイムでの目標は達成しましたので、人間とは欲深いもので、Expertクラスの順位が気になり始めました。コントロールタワーのゼッケンの順位表示を見ると、自分のゼッケン(6番)より上には自分のゼッケンより小さい数字しかない、で、自分のゼッケンより小さい数字で、Expertクラスなのは4番のK林さんのみ・・・4番は6番の次でした。現時点でクラス1位であることを確認しましたが、K林さんはいつも最後の最後でベストを更新するタイプなので、油断はできないな・・・と思いつつ、精神的に燃え尽き感があって、もうこれ以上のタイムを出せる気がしなかったのでろくにアタックもせずパドックに戻りました。

11番ピットのモニターを見て、タイムと順位を確認。

1分5秒861で間違いなく5秒台達成。
K林さんは6秒台でした。AD08との相性でしょうかね。

第一ヒートはそのまま終了。

いい気分のまま第二ヒートを迎えますが、エンジンが始動できない。スターターは回るのですが、アイドリングが開始されない。ウッシーさんその他のスタッフのみなさんに押してもらって、押しがけを試みると始動。本当にありがとうございます。でも「何でエンジンかからなかったんだろう?」という気持ちでは、走りに集中できず、計測2周目で久しぶりに1コーナーのコース上で完全スピン、停止。エンジンも停めてしまいました。。。いや、マズイよ、ここでエンジン始動できなかったらコース上だし、赤旗だよ。赤旗出したらシリーズポイントつかないんだっけ・・・なんてことを一瞬のうちに考えましたが(意外に冷静な私w)、エイっとキーを回したら普通にエンジンかかりました。アタックラップ中の皆さんにはご迷惑をおかけしました。

気を取り直してアタックして、記録できたこのヒートのベストは6秒5。やはり朝一時間帯伝説健在か。その時点でゼッケン4番よりも上にいたので、あとはK林さんに抜かれていないかだけを毎周バックストレートでチェックしながらアタックのスタンバイモードでコース上にとどまり、チェッカーを待ちました。

で、チェッカー。第二ヒートもクラス1位。やはりコンディションは確実に悪くなっているなと思われました。

第三ヒートも結局スターターではエンジン始動できず、走行をあきらめ、再三のスターター使用によりバッテリーの電圧は落ちきっていたので、バッテリーを新調することにしました(軽量化のため44Bという小さいバッテリーであり、かつ2年半使っているものなので、いつ交換しようかと思っていたため、決断はすぐにできました)。筑波サーキット近くのホームセンターで、同一サイズが売っていたので購入、その間、緑の彗星(?)さんにプラグ清掃をしてもらい、バッテリーを交換していざ始動。一応エンジンはかかりましたが、根本的な症状は同じような感じでした。

原因不明です。もしかしたら、ガレージ保管中バッテリーを外しているので、ECUの学習がリセットされたことと、何か関係あるかも?と思いましたが、しばらくエイトに乗る予定はないので、しばらく放置することにしました。表彰式のため、泣く泣くエンジンを切りました(結局、表彰式後には再始動でき、ガレージまでは持っていくことが出来ました)。

第三ヒートは走行しませんでしたが、Expert順位は変わらず、Expert優勝も確定しました。5秒台、自己ベスト更新、クラス優勝の3コンボ。そして、少なくともZ1☆全盛のRX-8ユーザーカーの世界でフェデラル595RS-Rの評価を一気に高める実績づくりに貢献(誰にも頼まれていないけど)。

フェデラルさんが本当にいいタイヤ作ったということで感謝感謝。でも人気が出て、価格が上がるのは困るのだけど。

自己ベスト更新なので、超久しぶりに車載を公開しようと思ったら、今回もフロントガラスが真っ白でうまく取れませんでした(室内はクッキリハッキリ)。設定の問題か(何もイジっていないと思うのだけど)、カメラがもうダメなのか(いろいろ不具合が生じているので)・・・

代わりに外から見る映像を(ミセガワさんの車載)。

前を走るクルマが私です。・・・コース外走行@最終立ち上がりでJAF戦などでは失格ですなw

セクタータイムは以下の通りでした。全て本日のセクター毎のベストそのままです(これは超気持ちいい。逆言えば、このタイム記録で精神的に燃え尽きて集中できなかったのかも)。

Sec1 26.793 (26.972 -0.179)
Sec2 27.375 (27.232 +0.143)
Sec3 11.693 (11.609 +0.084)
Total 1'05.861 (1'06.035 -0.174)

※括弧内はこれまでのラジアル自己ベスト。意外にもSec1以外は自己ベストではありませんでした。

今までSec1は苦手意識があったのですが、大幅更新しました。ここ数年ブレーキングがどうも安定していなかったのですが、ブレーキ一式を新品(純正)に交換して、パッドをENDLESS MX72に変えたら、なぜか思ったとおりにブレーキをすることができるようになりました。難しい・・・

ただ、ブレーキに関しては、私の頭の中では2月中旬のベストコンディション時のブレーキポイントが頭に染み付いていて、パワーがそこまで出ていない他の時期だと速度のノリが全く違うため、同じポイントだと止まりすぎ、先だと(微妙に)オーバースピードという状況だったのかも、とも思っています。そうだとしたら完全にUDEの問題ですね。

何はともあれ、今回は目標達成した久しぶりのエイトリアンカップでした。
最高な気持ちで今期のアタックシーズンを終えられて、大変満足です。

スタッフのみなさま(特に2ヒート目で押しがけを手伝ってくださったみなさま)、ありがとうございました。また、緑の彗星(?)さん、いつもいつもありがとうございます。
そしてエイトリアンさん>素人最速タイム3秒2の樹立おめでとうございます。そしてこの最高の機会を準備してくださってありがとうございました。

最後にもう一度。

エイトリアンカップ最高!
フェデラルタイヤも最高!

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コメント

おめでとうございます!
『フェデラル595RS-Rの評価を一気に高める実績づくり』頼んだので、ホントにうれしいですw
でもボクのはヘガデルではなくてビビアンです!!!
あろーずさんの☆との比較レビューを見ても、ネガは減ったときのコントロール性くらいなので、もしかするとスゴイ発掘をしてしまったのかも...
始動が心配ですが、結果が出てヨカッタです。

投稿: Delvecchio | 2011/02/21 19:12

好記録、良かったですね!!
当方は、すっかり冬眠中です。(長期・・・)
エンジン始動の件は、原因がつかめる事を祈ってます!

投稿: かんべぇ | 2011/02/21 19:53

5秒台達成&優勝おめでとうございます♪

ほんとうれしそうにしていたのが走行後とこのブログから伝わってきます。

フェデラル最強伝説が始まってしまうのか、ただ俺には合わないんだろうな(R1Rの黒歴史があるので)

エンジンはとりあえずかかって良かったです。セルをキュルキュルやってるのを見て「まさか!?」と思ってしまいました。

投稿: kero | 2011/02/21 21:08

嬉しそうだのう
のうのう

でもおめでと~~ン

投稿: エイトリアン | 2011/02/21 21:58

3コンボおめでとうございます。
なぜかわたしがニヤニヤしながら読んでしまいました。

せっかくさわじいさんに近づいたと思ったのに、また遠くに逃げられました。
あまりタイム更新しないでくださいね。

あ。よかったらドリ箱データ下さいm(_ _)m

投稿: 青のエイト | 2011/02/22 00:18

5秒台&優勝おめでとうございます!!
ホントすごいです。

さわじぃさんのUDEがあったからだと思いますが、フェデラルはそれに応えられるいいタイヤだったんだなぁと実感・・・。

投稿: あろーず | 2011/02/22 00:58

Delさん>

ありがとうございます。
ありゃ、頼まれていましたっけ?DelさんにはFDからのキックバックがあるんですね・・・分けてくださいw
あと、ビビアンでしたか。私もビビアンスー以来、台湾に好きなものができました。

かんべぇさん>

ありがとうございます。3年ぶりの自己ベスト更新でした。
始動は不安ですね・・・とりあえず短期休養はもともと計画にあったので、その後どうなるか、ですね。最悪はO/H・・・

keroさん>

ありがとうございます。
何事も顔に出るタイプなんです。普段がいかに不満だったかがバレる日でしたね。
フェデラルはR1Rぽい、かもしれないですが、R1Rほど突出していないとも思いました。

エイトリアンさん>

嬉しいです・・・本当に。

青のエイトさん>

ありがとうございます。
でも、タイム的には0.2秒も更新していないので着実に近づかれていると思いますよ。

あろーずさん>

ありがとうございます。
フェデラルはコストパフォーマンス最強だけでなく、予想以上に戦えるタイヤでした。

投稿: さわじぃ | 2011/02/22 06:19

5秒8おめでとうございます。

さわじぃさんやチームあろーずが迫ってきたので、
私も来年はお金を出してタイヤを買って5秒前半を目指します。
ノーマルエンジン最速は私が死守しますので、ご安心ください(笑

投稿: K林 | 2011/02/22 09:23

5秒台達成&優勝おめでとうございます。

K林さんがサイドポートチューンすると嫌なので、これからもノーマルエンジン最速記録達成に向けて頑張って、KY林さんにプレッシャーをかけ続けてください。

しかしフェデラル良さそうですね。ハンコック無くなったら考えないと。。。

投稿: ミセガワ | 2011/02/22 21:16

K林さん>

ありがとうございます。
とりあえずの目標は5秒台だったので、今回はこれで満足ですが、次はK林さんのタイムを抜くことを目標にしますので、覚悟しておいてください!

ミセガワさん>

サイドポートチューンは悩ましいところです。何でもありの先頭争いをしたいという気持ちもありますが、それによって失うもの(特に導入費用w)もかなりあるので・・・

フェデラルはいいですね。格安タイヤであることを忘れさせてくれます。ちなみに、R Magicは2011年、D1を595RS-Rで戦うことになったみたいです。

投稿: さわじぃ | 2011/02/24 13:28

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