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2016/05/26

天国と地獄のデビュー戦

13254272_2031512673741578_8363818_22016/5/22、ロードスターパーティレースIII 東日本シリーズ第2戦で、パーティレースデビューをしました。

40数年の人生で、1日の間にここまでの天国から地獄へ、という経験をしたのは初めてでした。

前日にライセンス走行でレース用アライメントの最終チェックをして、新品タイヤセットを用意して臨んだレース当日。受付やパドックでのお作法も分からないのでキョロキョロしながら、空気を読みつつ時間を過ごしていました。

前日走行での感触は、「このアライメント、リヤが滑りやすいなぁ。確かにターンインのきっかけは作りやすくなったけど、タイムが出ない」という感じでした。まあ、やれるだけのことはやろうという気持ちで予選へ。

予選前に、NCシリーズクラス参戦中の黒蜂さんからクリアラップの取り方の超具体的なアドバイスを受け、その教えを胸にコースイン。後続車はかなり間を空けているので私も先行車との間を思い切り空けてアタックラップへ。

新品タイヤでこのセッティングで走るのは初めてでしたが、前日の走行とは全然違う感触であることがすぐに分かりました。リアは確かに滑るけど、トラクションがかかって前へ出る感じが強く、かつフロントのグリップ感も有り余る感じでグイグイアクセル踏んでいける。それで計測1周めに出たタイムが1分10秒479。自己ベストをコンマ3秒ほど更新。クリアラップ取れそうだったのでもう1周アタックかけましたが最終コーナーでミスして失速。

13268515_1015344851889671_370545801このときにピットクルーから暫定トップとの連絡が入りましたが、コースインが早い方だったので、どうせすぐに更新されていくものだと思っていました。ピットインしてエア圧調整して再度コースインするも1周めのグリップ感は感じられず(あれが新品RE-71Rの一発グリップだったのか・・・)、タイム更新は無理だなと判断したとき(残り3分くらい?)も暫定トップポジションキープできていて一番驚いたのは自分です。

その後いつもぶっちぎりタイムの12号車がコースイン、9秒台を連発してトップは取られましたがこれは想定していたことで、そのまま予選終了。2位フロントローを獲得。百戦錬磨の強者どもが集まっているパーティレースNDシリーズクラス、デビュー戦の予選でここまでやれるとは正直考えていませんでした。

ただ、パドックに戻って決勝までたっぷりあった時間に他の車両を見て、ああそういうことか、とは思いました。参加14台中、おそらく第2戦に新品タイヤを投入したのは、私以外には12号車と37号車だけだったと思います(予選後のタイヤの状態を見ての私の判断なのであしからず)。新品タイヤのアドバンテージでとった2位、おそらくソレがなければ6位~10位くらいだったでしょう。というわけで気を引き締めて決勝の時間を待ちます。


決勝のスタート進行も見よう見まねでこなし、いざスタート。
13254851_1015348495222640_815996909レースで一番の不安、練習不足、経験不足はスタートでした。そこそこ練習はしましたが、他の人と比べる機会もなく、自分がこれでいいだろう、と思っているものがどの程度のレベルのものなのか、さっぱり分からないので、ブッツケ本番。

という状況でしたが、可もなく不可もないスタートで1コーナーはポジションキープでき、1ヘアはブレーキング失敗(タイヤがまだ冷えていた)して大回りしたため後続車にベタづけされながらダンロップ~80Rを超え、2ヘアもまた同じ感じでヘナチョコなコーナーリングで抜けて最終コーナーへ・・・

2ヘアで3位4位間の駆け引きがあったのか、バックストレートでは私と後続車との間が少し空いていてブロックラインとかは考えずによさそう、先行車は既に遥か前方という状況で単独で最終コーナーに入りました。シフトダウンしてトラクションをかけ始めたときにタイヤの発熱具合に対してオーバースピードだったのかリアが滑り始め、何とかコントロールしようとするもしきれずコース上に停止してしまいました。何台かはギリギリで避けてくださいましたが、後続の1台が避けきれずに私のフロント部分と接触、レースは赤旗中断、私はリタイヤとなりました。

医務室で接触相手方の33号車のドライバーに自分のミスを詫びつつも、しばらくは現実を受け入れられない状況でした。

今、改めて考えてみると、15周連続走行というレースシミュレーションは何度も練習しましたが、直前の走行から何時間も経過して冷えたタイヤでいきなりレーシングスピードで走り始めるという練習は全くしていなかったことに加え、最初の数周はタイヤのグリップが十分でないということに関する注意が不十分であった、というのが最大の失敗だったと思います。1ヘアのブレーキング&コーナーリングのミスでそれに気づいて走りを調整すればよかったのですが、そこはデビュー戦の経験不足、余裕のなさで、頭が回りませんでした。


私の未熟なレーシングスキルのせいで、ご迷惑をおかけしたレース主催者、関係者、参加者の皆様、本当に申し訳ありませんでした。また、私および91号車を様々な面でサポートしてくださっている方々にも、せっかくの表彰台のチャンスを逃してしまったことをお詫びいたします。

ただ、今回こんなブログをアップできているのも身体が無事だったからであって、あの状況から考えると、私自身だけでなく他のドライバーにもっと深刻な事態が発生していてもおかしくなかったと思います。本当に運がよかったことを神に感謝するとともに、医務室でお詫びした時以降はご挨拶する機会を持てなかった33号車のドライバーの方のお身体もその後特段問題ない状況であることをお祈り申し上げます。


なお、私の車両は、関東マツダ様のレースサポートにより、当日中に修理工場までローダーで運んでいただきました。本当に偶然なのですが、当日は、私がRX-8所有時から最高のサポートしてくださっている関東マツダのTさんが筑波にこのレースサポートとしてお仕事でいらっしゃっていて、事故後はあたかも私の専属サポートのように動いてくださいました。関東マツダ様、Tさん、その他ご協力くださった方、ありがとうございました。こんなサポートもあるパーティレースって本当にすばらしいと思います。


以上のとおり、私のパーティレースデビュー戦は多くの方にご迷惑をおかけしてしまう結果となってしまいましたが、これに対するお詫び、あるいは各種サポートに対するお礼は、復帰して再びパーティレースを参加者として盛り上げることだと思っておりますので、車両がどんな状況なのかはいまだ確認中ではありますが、1日も早く復活したいと思っています。

以後は同様のご迷惑をおかけしないよう、スキルを磨いていきますので、引き続きよろしくお願いいたします。

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コメント

MZRacingさんのサイトに当日の記事が掲載されました。

http://mzracing.jp/japandomestic/5779

投稿: さわじぃ | 2016/05/27 22:30

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